ご挨拶

ご挨拶

支部長のご挨拶


アロハ、表千家同門会ハワイ支部のウェブサイトへようこそ。

ここでは、私どもの活動状況、行事などをご案内致します。
茶道に興味を持って頂いた皆様に、茶道の歴史、哲学、理念をお伝えできる機会になりますように願っております。

また、一期一会、和敬静寂の茶の精神、茶道の定義の意味合いなど、お茶の芸術に対す理解度を深めて頂ければば幸いです。

お茶を通して、お茶を点て、お茶を頂き、この一連の流れるような所作に、おもてなしの心そして感謝の心を感じることができます。

是非、表千家の茶道を通してこの素晴らしい芸術を経験して下さい。

平田 梨花
表千家同門会米国ハワイ支部 支部長

歴代支部長の紹介

(敬称略)


立川 冴 氏

立川 冴
(1955〜1976 在任)

福岡県で生まれる。地元の女学校から東京の美術専門学校に進み、ここで中学校教育の免状を取得、帰郷して淑徳女学に奉職した。
1911年、ハワイ浄土宗開教助員として来布していた立川眞教師と結婚。1920年四男を含め一家そろってホノルルへ移る。ホノルルの開教院にはハワイ女学校が付属しており、立川氏は主任として女学校を運営していた。立川眞教師が1925年に他界。
夫の遺骨を納めに日本に帰り、1931年に再びハワイへ戻った後、ハワイ女学校の教え子達の熱意に動かされて、日本の女学校と同じような教育者として第一歩を始めることとなる。
1931年新しく建てた校舎に茶室を設け、立川中学の学課の一つとして茶道の稽古も始め、ここで教えた茶道がハワイでの表千家茶道教授の原点となる。学校を通して表千家茶道の普及に努め、1955年に設立された表千家同門会ハワイ支部の初代支部長に就任する。
50年にわたりハワイ邦語教育のために尽力。1963年2階建ての近代ビルとして新しい私立学校を完成し、ハワイ日本語教育百年の計を打ち立てた。こうしたハワイの日本語教育への貢献が称えられ、1967年に藍綬褒章、1968年に勲六等瑞宝章、1973年には勲五等瑞宝章を授与された。
個人で独立した日本語学校を運営、特に女子教育の分野で大きな功績を残し「ハワイ日本語教育の母」とも呼ばれた。

粟村 徳善 氏

粟村 徳善
(1976〜1979 在任)

表千家同門会ハワイ支部長であった粟村は、米国国会上院議員のダニエルK井上氏の義理の父でもあった。
1898年5月1日に広島で生まれる。若いころハワイに渡り、15歳にしてマウイのワイルクでサトウキビ畑労働者として働きはじめた。それから2年もしないうちにマウイ島ラハイナのマウイ貿易会社に移り、そこで毎日長時間にわたって働いた上、夜は英語の勉強に励んだ。その後、宝石のセールスマンになりその店で年季奉公を終えた後、1920年にマウイ島のパイアに最初のジュエリー店を開店させた。その9年後、ホノルルに平和堂宝石店を開いた。
地域組織でも活発に活躍し、表千家以外にも日本商工会議所の会長、日系人連合会、ハワイ経済研究グループの会長も務めた。
数々の貢献は評価され、1968年勲5等瑞宝章を受賞。1984年12月26日、86歳で永眠。妻ミツと共に6人の娘を育て上げた。

平松 太郎吉 氏

平松 太郎吉
(1979〜1986 在任)

明治41年(1908)7月9日、和歌山県に生まれる。
昭和3年香川県立粟島航海学校中退。昭和7年から25年まで建築職人として働き、昭和25年より51年まで平松建築請負業会社の社長を務める。
ハワイ日系人連合協会副会長、ハワイ和歌山県人会会長、ハワイ明治会理事を歴任。またハワイ金比羅神社、太宰府天満宮教団理事長、また顧問として奉仕。ハワイ曹洞宗正法寺教団顧問、ハワイ出雲大社会員。
昭和54年に立川冴前支部長、当時の粟村徳善支部長の推薦により、表千家同門会ハワイ支部長に就任、昭和61年まで務め、その功績に対し昭和61年に名誉会員として表彰された。
平成7年(1995)、ハワイの日系人社会の発展と日系人の地位向上、日本文化の保存普及、さらには日本・ハワイの親善交流に寄与したことにより、勲六等単光旭日章を受賞。

ジョージ・サダハル 石田 氏

ジョージ・サダハル 石田
(1986〜1991 在任)

1923年2月9日ホノルル市に生まれる。元ハワイ日系人連合協会会長。
戦後20年間米国陸軍に所属する間、日本の戦後復興と民主化を支援し、日本国民と在留米軍との友好の増進に尽力。軍引退後はハワイにおいてコンクリート業界の興隆に寄与し、ひいてはハワイにおける建設産業の発展に貢献した。
地元社会で数々の活躍を続け、特に日系人社会においては永年岡山県人会会長を務め、ハワイ〜岡山地方の親善交流を大幅に推進。またハワイ日系人連合協会会長として日系人の結束を促進した。さらに、ハワイ明治会初期、オアフ官約移民100年祭の式典委員長、ハワイ日本文化センター理事、日本人移民資料保存会副会長等の役職を通じハワイ日系人の文化の保存と普及に寄与し、併せて日系人の社会的経済的地位の向上に貢献するとともに、ハワイ〜日本の親善交流の増進に貢献した。
1998年3月1日、永眠。

吉永 至圭雄 氏

吉永 至圭雄
(1991〜1995 在任)

ハワイ日系人社会のみならず、特に武道の分野で貢献。ハワイ日本文化センター謙志館道場の主幹的役割を果たした。
60年以上にわたり100人以上の生徒に剣道の技術を伝え、1948年からは剣道以外でも心血を注ぐ楽しみであった、弓道も教えた。
献身的な教師だった他、ハワイ剣道連盟と日本人連合協会の会長としても活躍し、指導者としても実力を認められた。
1994年に日本文化と伝統の継承、奨励に対する献身と功績をたたえ、日本より勲五等を授与された。1998年には日本の文化と伝統の継承に特別の努力をしたものに与えられる日本文化センターのTRADI AWARDE(トラディアワード)シニア部門を受賞。2013年9月16日、95歳で永眠。

マーガレット 小田 氏

マーガレット 小田
(1995〜2014 在任)

ハワイ島、ハカラウ・ワイレアで生まれる。ハワイ大学にて教育学、ミシガン州立大学にて数学専攻文学修士号をおさめた後、ハワイ大学教員養成専科における最初の博士号を取得。1972年には、エール大学におけるアメリカの教育問題についての研究が高く評価され、全米の優れた教育者9人の1人として研究奨学金を得る。
その後はハワイの公立高校で多種にわたる教育に携わり、ヒロ中学副校長、カイザー高校校長、ハワイ州教育局(初等教育)教育長、州議員監督長などを務めた。これら教育経験に基づく執筆活動でも、州教育に大きく貢献。
また地域活動において、クアキニ・ヘルス・システム役員会において初の女性会長に就任。ホノルル美術館、ライマン・ハウス記念博物館、ハワイ私立中学校、セントルイス高校、ワシントンDCのアメリカ日系人記念基金などの評議員、ロサンゼルスにある日系アメリカ人国家博物館副委員長、ハワイ日本─アメリカ協会副会長、そしてホノルル日系婦人会会長も歴任。
こうした社会貢献に対し、ハワイ大学教育学部やハワイ大学卒業生協会、ハワイ公立高校財団から優れた卒業生に贈られる賞、またナショナル・ソサエティー・ファンド・レイジングの基金調達者に大きな功績を挙げたものに対する賞などを受賞。1992年度には天皇陛下より勲四等瑞宝章、日本政府より双光旭日章を受賞。2018年4月15日永眠。

三木 信幸 氏

三木 信幸
(2015〜2015 在任)

1958年2月20日姫路生まれ。
オマハ、ネブラスカのクレイトン大学卒 化学専攻。同クレイトン大学医学部卒業後、ハワイ大学内科研修。
内科医であり、クアキニ病院副医院長。
エグゼクティブ・ヘルスプログラムのメディカルディレクターも兼務
三木メディカルクリニック医院長。
その他、ネブラスカ市名誉市民、ハワイ大学研修医プログラムの指導、
ハワイ日本語学校ボードチェアーやクアキニ病院医師会顧問、
その他多数の地元組織にメンバー、ボードとして参加。

2023年、ハワイの邦人及び日系人への医療提供及び感染症対策への貢献を認められ、在外公館長表彰を受賞。

當山 パイパー 氏

當山 パイパー
(2015~2019 在任)

ビッグアイランド(ハワイ島)の砂糖キビ農場で生まれ育つ。
マサチューセッツ大学、ノースイースタン大学で英語の学士号と、教育学の修士を取得。ホノカア高校、ヒロ高校、そしてハワイ大学ヒロキャンパスで教職に従事。1990年から2002年までカムエラのパーカースクールで校長として尽力。

2003年に西半球初の浄土真宗の高校である、パシフィック・ブディスト・アカデミー(PBA)をホノルルに設立。生徒自身の心の平安及びいかに周りの地域社会にも平和をもたらすかに重点をおいた教育を行う。
特に本部・支部・学校協同による表千家茶道を正課カリキュラムとして設け、そのような授業を行う高等学校としては日本国外初の教育機関となる。支部長在任中は、一期ー会の理念の基、茶の精神性を伝えることに尽力。家族は妻のルイスと2人の娘、4人の孫がいる。

2023年に発刊された著書 ”Family Stories from the Plantation and Beyond”にて、茶道にも通じるであろう人生の小さな驚きを自身のライフストーリーと共に綴っている。

平田 梨花
(2019 ~ 現任)

平田 梨花は、ファーストハワイアンバンクのVice President & Team Leaderを務める金融専門家であり、ハワイと日本の架け橋として多方面で活動している。

役員のご紹介


BOARD OF DIRECTORS

Chair: Rika Hirata

Joy Miyasaki

Msgr. Terrance Watanabe

Josh Hernandez Morse

Hiroki Matsuda

Pieper Toyama

Wendy Abe

Advisor: Dr. Nobuyuki Miki

P.Edwin Hawkins

Honorary Director: Nobuyuki Mikimachi Sosho

Honorary Advisor: Yoshinori Kodama, Consul General of Japan

OFFICERS

President: Rika Hirata

Vice President: Keiko Childers

Treasurer: Ami Tsukuda

Assistant Treasurer: Hatsuko Hashikura

Secretary: Akemi Sasaki

APPOINTMENTS BY THE PRESIDENT

Executive Director: Kumiko Okimoto

Assistant Executive Director: Akemi Sasaki